自分で行う債権回収

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自分で行う債権回収

「弁護士に依頼すると争いが大きくなるだけではないか」

「弁護士はすぐに裁判をしたがるのではないか」・・・

そんなご心配を耳にすることは多いです。

　かといって，現状のままでは何も解決しない，そのような場合はどうしたらよいのでしょうか。

　弁護士は費用がかかる，弁護士に相談するまでもなく回収できるだろう，ということで，ご自身での回収を試み，会社の事務員や営業担当に督促状を送らせたり，直接面談を求めて相手方会社を訪れたりなどされる経営者の方も多いでしょう。もちろん，そのような手法で解決に至るケースも多いかと思います。しかし，相手方の資力が乏しい場合などには，債権回収はスピードが結果を分ける場合もあります。

　また，督促状の記載内容や面談時の言動が不適切であれば，当方の企業としての品格を問われかねないばかりか，違法性を指摘されてさらなるトラブルになることも考えられます。その他，そのような未収金が多い場合には，従業員が回収に時間を割かれることで，新規開拓などの積極的な活動に支障を来すことさえ考えられます。

　弁護士に相談することの大きなメリットとしては，様々な選択肢やその手法のメリット・デメリットを理解しながら，適法に解決を図ることができるというところにあると思います。仮に弁護士を使わずに回収できたとしても，他のトラブルを生んでしまったりしては本末転倒です。また，回収のためにどれほどの労力や費用を投下するべきか専門家のアドバイスを受けながら進めていくのと，専門家の助言もなくよく分からないまま労力や費用を投下するのとでは，同じ費用や労力を投下したとしてもその効果や納得の度合いなどが大きく異なるのではないでしょうか。

　さらには，一度弁護士による法的処理を目の当たりにすることで，貴社の従業員教育にもなったり，経営上のリスクを回避する目が養われることにもなるなど，専門家とともに活動するメリットは様々なところに表れるのではないかと思います。

　
　当事務所は，受任するに際し，必要な弁護士費用を事前にご説明するとともに，受任後は，適法かつ迅速な解決に努めております。また，専門用語を多用しない，分かりやすいご説明を心がけております。まずはご相談いただき，ご判断いただければと思っております。